舞台監督にインタビュー

舞台監督の生の声をお届けします。

「舞台監督の仕事ってどんなことをするんですか?」 説明するのはなかなか難しい…が一番多く、また必要な質問だと思う。 「なんでも屋」的な部分を多く含んでいる舞台監督の仕事を大雑把に説明すると、3段階になる。

1.クライアントに会いに行き、話しを聞く。要望をイメージ化したり文章にしたりして「実現への設計図」を作る。
2.スケジュール、人員の手配、場所の手配、安全対策など・・・必要な人・場所・物など全てをもれなくチェックして準備する。
3.本番当日、設計図どおりに進行するように指示を出し、ハプニングに臨機応変に対応しながら危機を回避してクライアントの要望の実現をする。

・・・と説明しても、なかなかわかりづらい。 なので、「説明をする」のではなく、別の切り口から「歩み寄って」いただけないだろうかと考えました。 この仕事していて、嬉しかったこと、辛かったこと、面白かったことなど 生の声を聞いていただけたら・・・ そういう訳で、連載スタートとあいなりました。

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ニッセイ・バックステージ賞受賞

04.jpgクリエイト大阪の元代表取締役である金一浩司が第19回ニッセイ・バックステージ賞を受賞しました。未開拓だったコンサート、ショーミュージカル等に携わり音楽分野での舞台監督というスタッフ部門を確立させたことが受賞理由です。バックステージ賞とは公益財団法人ニッセイ文化振興財団により舞台芸術を裏から支え、優れた業績を挙げた舞台技術者(裏方さん)へ贈られる賞で、原則現役で活躍されている方が対象です。(デザイナー、プランナーは除きます)いままで古典芸能、演劇、クラシックに携わった方が受賞してきましたが、コンサートやショーミュージカルの音楽分野から初めての受賞です。
2014/02/25 19:44:00